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2010.05.17

casa sole

2100年の北極海

南極大陸やグリーンランドの氷床、ヒマラヤなどの山岳氷河、北極海の海氷などは長い間、人々の立ち入りを許さない極限の地だったのですが、最近その姿も変わりつつあります。

2007年に発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次評価報告書では、2050年代には夏季の海氷面積は現在の半分以下になると予想されました。つまり、2100年には「雪氷圏」がなくなってしまう可能性も出てきました。なくなるということは、氷が解けてなくなるということで、この溶けてしまった氷たちは、地球の海面を上昇させてしまうのです。
それだけでなく、溶けてしまった氷は氷河湖ともなり、この規模が拡大するにつれて、大災害の恐れまでも出てきました。氷河湖の濁流が下流地域を襲う危険性があるのです。

そもそもの氷を溶かしている要因は、温暖化にあります。雪氷圏の科学的研究が進むことで、温暖化の本質を解明し、より効果的な温暖化緩和策・適応策の立案につなげる必要があるのではないでしょうか。

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